画像・動画の背景透過サービス10選【無料で使えるサービス】
無料でも使える!画像・動画の背景切り抜きサイトまとめました
「無料で画像や動画の背景を透過したい」「写真の背景を消す切り抜きサイトはどこ?」と、画像や動画を編集する際に思いますよね。
この記事では、画像や動画の背景透過サービス10選を紹介します。
各サービスの特徴、無料で使える背景透過サービスも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
画像の背景透過サービス6選
まずは、画像の背景透過サービスから紹介します。
ほとんどのサービスが無料で利用できますが、無料版は透過する画像枚数に上限があります。
各サービスの特徴、無料で透過できる画像枚数も紹介していますので、利用頻度を考えながら参考にしてください。
remove.bg(無料版あり)
remove.bgは、ブラウザ上に画像をアップロード、または画像URLを貼り付けるだけで、背景が透過できるサービスです。
AIが画像の背景を自動で検出し、約5秒で背景を透過します。
透過した画像は編集も可能。
編集は背景の追加や、CANVAでの編集もできます。
また、背景が上手く透過できなかった場合は、太さが選べるブラシで不要な部分を消去・必要な部分を追加もできます。
50枚のプレビューまでは無料で利用可能。
多くの画像を透過したい場合は、有料プランに加入が必要です。
有料プランは、月額制と従量制があり、透過できる画像の枚数によって細かく設定されています。
remove.bgはオンラインだけでなく、Windows/Mac/Linux対応のデスクトップアプリやPhotoshop用プラグインもありますので、オフラインでも使えます。
My Edit(無料版あり)
My Editはブラウザ上に画像をアップロードすると、背景透過ができるサービスです。
AIが背景を自動で検出して透過するので、操作はとても簡単。
透過した画像をダウンロードするには、会員登録が必要です。
無料版だと画像のダウンロードは1日1回まで。
有料プランに加入すると制限なくダウンロード可能です。
他にも、MyEditにはオブジェクト消去やAIイラスト化、ピンぼけ・手振れ補正などの画像編集が可能です。
背景透過以外にも利用したい機能がある人におすすめのサービスです。
cutout.pro(無料版あり)
cutout.proは、ブラウザ上に画像をアップロードすると、背景透過ができるサービスです。
AIが背景を自動で検出して透過します。
無料で背景透過ができるのは5枚まで。
多くの画像を透過したい場合は、有料プランに加入が必要です。
有料プランは、月額制と従量制があり、画像の枚数によって細かく設定されています。
バナー工房(無料)
バナー工房は会員登録不要、無料で文字入れや切り取りなど、さまざまな画像加工ができるサイトです。
画像の背景を透過する部分は手動で選択しますので、手間がかかるデメリットがあります。
画像を透過する手順は以下のとおりです。
- 加工したい画像を選択し、「画像を加工する」をクリック
- 左側のバーにある「背景透明」を選択
- 透明にしたい背景をクリック(※クリックした場所と同じ色を切り抜き透明化処理します)
- 仕上げは消しゴム機能にて手動で処理
手間はかかりますが、お金をかけず、多くの画像に透過機能を使いたい人にはおすすめです。
HitPaw Online Background Remover(保存は有料プランに加入)
HitPaw Online Background Removerは写真・音声・動画のあらゆる編集ができるHitPaw Onlineが提供しているサービスです。
ブラウザ上で画像をアップロードすれば背景透過が可能ですが、ダウンロード(保存)は有料です。
有料プランは、週550円、月1,100円、年6,820円から選べます。
有料プランに加入すると、無制限で背景透過が可能、ファイル容量の制限なし、一括で透過できるなどのメリットがあります。
CANVA(無料トライアルあり)
画像編集として有名なツールのCANVAにも、有料ですが背景透過機能があります。
有料プラン(年間12,000円)には、背景透過機能だけでなく、無制限のテンプレートやデザイン変更など、さまざまな便利な機能が備わっています。
CANVAには30日間の無料トライアルがありますので、興味がある人は試しに使ってみてはいかがでしょうか?
動画の背景透過サービス4選
次に、動画の背景透過サービスを紹介します。
無料版があるサービスのみを紹介していますが、無料版だと制限があり、制限の内容はサービスによって異なります。
各サービスの無料でできる範囲も紹介していますので、用途に合わせてお選びください。
cutout.pro(無料版あり)
cutout.proは、画像の背景透過サービスで紹介したcutout.proの動画版サービスです。
トップ画面から.mp4、.webm、.mov、.gifの動画をアップロードすると、AIが自動で動画の背景を検出し透過します。
手軽にできる背景透過サービスですが、保存形式は.movのみなのが注意点。
また、無料版だとウォーターマークがつき、動画は5秒間まで、解像度は360pの制限があります。
解像度にこだわらず、ショート動画を作成したい人におすすめのサービスです。
Unscreen(無料版あり)
Unscreenは、画像の背景透過サービスで紹介したremove.bgの動画版サービスです。
.mp4、.mov、 .webm、 .gifの動画ファイルをドロップしてアップロード、または動画のURLを貼り付けると背景を透過します。
AIが自動で背景を検出し透過するので、手間がかからず簡単に透過できます。
また、透過した動画の背景を編集することも可能です。
ただし、注意したいのが、無料版だとダウンロード形式はGIF、アニメーションPNG、シングルフレームしかできない点。
有料版にすればmp4形式など、多くの形式で保存が可能です。
また、無料版は動画の解像度が360pまで、動画右下に「unscreen」のロゴが入る、5秒までしか透過ができないといったデメリットもあります。
※会員登録すると10秒まで透過ができます。
有料プランは、従量制と月額制があります。
従量制は1分あたり4.99ドル、月額制は動画の長さ(分)によって細かく料金が設定されています。
無料だと制限が多いUnscreenですが、透過機能の精度は高いと評価されています。
まずはお試しで使ってみて、尺が長い動画を透過したい人は有料プランに切り替えてもよいでしょう。
BgRem(無料版あり)
BgRemは、無料で使える機能が多い動画の背景透過サービス。
トップページから.mp4、.mov、.mkv、.webmの動画ファイルをアップロードすると、AIが自動で背景を検出し透過します。
動画の透過ができたら、動画を切り抜く画面へ移動します。
無料版の場合、会員登録なしだと10秒間、会員登録をすると30秒間の切り抜きが可能です。
切り抜き後は動画の編集画面へ移動し、無料版だと被写体のサイズ変更、被写体の移動、背景の変更ができます。
無料版だとダウンロード形式は、mp4、GIFの2つ。
1ヶ月あたり20個まで動画が背景透過可能、ロゴの透かしは入りません。
有料プランは、従量制と月額制があります。
従量制は1分あたり3.99ドル、月額制は動画の長さ(分)によって細かく料金が設定されています。
ショート動画の透過目的のために無料で利用したい人、費用を抑えて有料プランで使いたい人におすすめです。
Kapwing(無料版あり)
Kapwingはさまざまな動画編集ができるサービスで、サービス内に背景透過があります。
mp4、mov、 avi、3gpなどの動画をアップロード、またはURLを貼り付けると動画編集ができます。
動画編集では背景透過、メディアのサイズ変更、テキスト入力、字幕作成なども可能。
ダウンロード形式はmp4、GIF、JPEG、mp3があります。
無料版だとウォーターマークがつき、動画のエクスポートは最大4分間まで、解像度は720pまでの制限がついてきます。
たくさんの動画編集機能があるため、動画の背景透過だけをしたい人には操作が複雑に感じるかもしれません。
とはいえ、無料版の制限が多くはないのが魅力的なサービスです。
まとめ:画像や動画の背景透過サービスを活用しよう
記事で紹介した各背景透過サービスの特徴をふまえて、サービスを活用しましょう。
サービスはAIで背景を認識し透過するものがほとんどですが、精度には差があります。
記事で紹介したサービスは無料版がありますので、いくつかサービスを利用して比較してみてもよいでしょう。