AI文章作成 主要4サービスまとめ。無料どこまで使い倒せる?
AI文章作成サービスまとめ【ChatGPT・Catchy・Transcope・Rakurin】
「AIにブログを書いてほしいけど、どのサービスがおすすめ?」
「AI文章作成サービスの特徴が知りたい」
と、ブログ運営者は気になります。
AIが活用できたら記事作成に時間も労力もかからなくなるので、ブログの運営がはかどりますよね。
そこで今回は、AI文章作成ができる人気の4サービス(ChatGPT・Catchy・Transcope・Rakurin)を紹介します。
記事作成に時間がかかって悩んでいる人、AIで楽に記事を作成したい人は、ぜひチェックしてください。
ChatGPT:質問に柔軟に対応
ChatGPTはアメリカに拠点をおくOpenAI社が開発したサービスです。
ユーザー数は1億3,000人を突破し、今では誰もが知るAIサービスとなっています。
ChatGPTは、ユーザーが入力した言葉にチャット形式で返答します。
あらゆる質問に柔軟に対応できるため、記事作成に関する質問にも答えてくれます。
ただし、記事作成に特化したサービスではないため、質問の内容によっては意図しない答えが返ってくることもあります。
また、日本語に対応していますが、日常で使わないような難しい単語・表現を用いた答えが返ってくることも。
そのため、文章作成サービスとして上手く使いこなせるかは、ユーザーの質問力にも左右されます。
ChatGPTには、無料版(ChatGPT3.5)と有料版(ChatGPT4)があり、有料版は月額20ドル(1ドル150円だと3,000円)で利用可能です。
無料版と有料版の違いは、情報量と対応できる範囲、文脈の理解に差があることです。
ChatGPT3.5は、トレーニングが完了した時点までのデータのみで、最近のデータは反映されていません。
ChatGPT4は、最近のデータも含む広い範囲のデータでトレーニングされているので、「最近の情報と違う」といったリスクは少なく済みます。
無料版でもある程度の文章作成はできますが、記事に最近の情報を取り入れたい人や、質問の意図をくみ取ってくれるやり取りがしたい人は有料版がおすすめです。
また、記事作成以外でもAIを活用したい人には便利なツールです。
Catchy(キャッチー):日本製AI文章作成ツール
Catchyは、株式会社デジタルレシピが開発・運営する日本製のAI文章作成ツールで、ユーザー数は9万人を突破。
OpenAI社が開発した自然言語処理AI「GPT-3」を活用しており、高品質な文章が素早く作成できる特徴があります。
記事作成はもちろん、リライト、キャッチコピー、AI画像作成用テキストなど、あらゆる文章作成に対応しています。
記事作成は、タイトル作成→導入文作成→見出し作成→本文作成とステップ順になっているのでとても使いやすいです。
記事制作にあたってトピック(テーマ)と、何について書きたいかを入力するだけで、記事が数分で完成します。
しかし、完成した記事には少し不自然な日本語があるため、記事を投稿する際には文章の修正が必要そうです。
とはいえ、記事作成にかかる時間を大幅に短縮できる点と扱いやすさは大きなメリットといえるでしょう。
料金形態は、無料のFreeプランと有料プランがあり、Freeプランだと記事作成に必要なクレジットが毎月10クレジット付与されます。
クレジットは、導入文の作成、本文作成、まとめ作成などで適宜消費されます。
使い方によっては多くのクレジット消費するため、無料プランだと物足りないと感じることがあるかもしれません。
有料プランは、毎月一定のクレジットが付与されるStarter(月額3,300円~)、無制限で使えるPro(月額10,780円)があります。
Starterは100クレジット、200クレジット、300クレジットの3つから選択できます。
Freeプランを試してみて、使用感が良ければ月額プランへの加入を検討してもよいでしょう。
Transcope(トランスコープ):SEOに対応した日本製ツール
Transcopeはシェアモル株式会社が開発・運営する日本製のAI文章作成サービスです。
強みはOpenAI社のGPT-4を搭載、そしてSEOに強い記事が作成できるところ。
Transcopeは、Googleで上位表示されている競合サイトのキーワード・見出し構成を分析した上で記事を作成するので、SEOに強い記事が作成できます。
また、文章作成前にカスタマイズ設定をすると、運営中のブログに最適な記事作成ができます。
設定項目は以下のとおりです。
- よく使う雰囲気
(例:ですます調、カジュアルな雰囲気を指定)
- 参考文
(例:文章のフォーマットを学習させる)
- 参考情報
(例:運営しているブログを学ばせる)
- ウェブサイト連携
(例:ワードプレスやGoogleサーチコンソールなど)
Transcopeで記事を作成するには、1,000文字以上の文章に対応している「ドキュメント生成」から作成します。
「自分で作成する」「AIにお任せする」の選択画面に切り替わるので、「AIにお任せする」を選択。
キーワード、またはURLを入力し分析を開始すると、競合サイトの分析結果をもとに、見出し構成を決める画面へ移動します。
見出し構成を決めた後、ドキュメントを生成すると5分ほどで記事が生成できます。
記事作成以外にも、リライト、キーワード選定、検索順位調査も備わっており、Transcopeひとつでブログ運営のあらゆる場面に役立ちます。
料金形態は、無料で使えるFreeプランと有料プランがあります。
Freeプランは月間生成可能文字数が4,000文字、検索時順位調査は3ワードまで、競合分析は3回まで、他にも制限されている機能があります。
有料プランはBasic(11,000円)、Pro(38,500円)、Enterprice(66,000円)の3つがあり、価格が高いほど月間生成可能文字数や検索順位調査のワード数が増え、使える機能が多くなります。
AI文章作成サービスの中では価格が高い傾向にありますが、SEOに強い記事が作成でき、あらゆる機能が備わっている点は嬉しいです。
Rakurin(ラクリン):かゆいところに手が届くツール
Rakurinは、株式会社makuri、株式会社アルル制作所、ジジックスの3社が共同運営している日本製のAI文章作成サービスです。
OpenAI社によるGPT-4の改良版「GPT-4 Turbo」を搭載し、GPT-4よりもコスパに優れた高性能モデルを搭載しています。
Rakurinはキーワードを入力するだけで、記事の構成から文章も作成。
事前学習機能で執筆ルールを決められる点が便利で、例えば「フレンドリーな柔らかい文章で」「専門的な内容はなるべくかみ砕いて」など指示ができます。
また、文章を作成するだけでなく、キーワードの提案や潜在ニーズも提示してくれるのも嬉しいポイントです。
他にもディスプリクションの自動生成やリライトも可能で、記事作成に必要なあらゆる機能が備わっています。
さらに、1つのアカウントが共有できるので、仲間と一緒に記事作成ができるメリットも。
料金形態は、無料のフリープランと有料プランがあります。
フリープランは毎月約1記事を作成できる20,000トークンが利用可能。
有料プランはシルバー(4,980円)、ゴールド(9,980円)、プラチナ(29,980円)の3つがあり、価格が高いほど利用できるトークン数が多くなります。
フリープランでも有料プランと同じ機能を使うことができるので、とりあえずAI文章作成サービスを使ってみたい人におすすめです。
AI文章作成サービスを活用してサクサク記事を作成しよう
この記事では、4つのAI文章作成サービスを紹介しました。
どれも特徴や機能は異なり、料金プランもさまざまな形態を用意しています。
実際にAI文章作成サービスを使用してみると、「もの足りない」と思うことや、反対に「過剰すぎる」と感じることもあるでしょう。
まずは無料で利用してみて、使用感がよければ有料プランを検討するのがおすすめです。
AI文章作成サービスを活用できれば、スムーズに記事作成ができるようになるので、ブログの運営がはかどります。
紹介したサービス内容を参考に、AI文章作成サービスをぜひ活用してくださいね。